2019/06/24 18:01
中国が地球温暖化対策、メタン排出削減へ
中国国家気候変動対応戦略研究・国際合作センターの徐華清主任は19日、江西省南昌市で開催された「メタン(CH4)排出削減フォーラム」に出席し、「中国で今後、メタンを始めとした二酸化炭素以外の温室効果ガス排出への対策が加速していく」との見方を示した。毎日経済新聞が20日付で伝えた。
メタンはエネルギー生産や工業、農業、廃棄物処理などによって排出されており、同センターはこれまでに「石炭層から出る炭層ガスの回収利用率を60%以上に高める」といった目標の実現が必要だと提言している。
中国生態環境部によれば、メタンは地球全体で排出される温室効果ガスの20%に相当し、二酸化炭素に次いで大きな地球温暖化の原因となっている。
同センターによると、2014年に中国でメタンの排出量は5529万2000トン。このうちエネルギー採掘による排出が全体の44.8%を占める2475万7000トン、農業による排出は2224万5000トン(40.2%)、廃棄物処理による排出が656万4000トン(11.9%)となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
メタンはエネルギー生産や工業、農業、廃棄物処理などによって排出されており、同センターはこれまでに「石炭層から出る炭層ガスの回収利用率を60%以上に高める」といった目標の実現が必要だと提言している。
中国生態環境部によれば、メタンは地球全体で排出される温室効果ガスの20%に相当し、二酸化炭素に次いで大きな地球温暖化の原因となっている。
同センターによると、2014年に中国でメタンの排出量は5529万2000トン。このうちエネルギー採掘による排出が全体の44.8%を占める2475万7000トン、農業による排出は2224万5000トン(40.2%)、廃棄物処理による排出が656万4000トン(11.9%)となっている。
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