2018/08/08 17:09
中国:二人っ子政策も出生縮小、17年は前年比63万人減少
中国共産党機関紙の人民日報は6日、当局が人口抑制策を緩和したものの、出生数が伸び悩む現状を紹介。国民の心理が「子供は欲しいが産むことが許されない」というものから、「産むことはできるが、欲しくない」に変わってきていると報じた。
国内の出生数は2017年に1723万人となり、「二人っ子政策」が始まった16年に比べて63万人減少した。また、同年の普通出生率は12.43パーミル(千分率)で、16年から0.52ポイント低下している。
「子供を産みたい」という世帯が少ない理由について、専門家は「住宅価格や教育費が高く、保育所に子供を預けることも難しいため」と指摘した。蘇寧金融研究院の試算によると、母親の妊娠中から子供が大学を卒業するまでにかかる費用は子供1人当たり約50万人民元(約814万円)に上るという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国内の出生数は2017年に1723万人となり、「二人っ子政策」が始まった16年に比べて63万人減少した。また、同年の普通出生率は12.43パーミル(千分率)で、16年から0.52ポイント低下している。
「子供を産みたい」という世帯が少ない理由について、専門家は「住宅価格や教育費が高く、保育所に子供を預けることも難しいため」と指摘した。蘇寧金融研究院の試算によると、母親の妊娠中から子供が大学を卒業するまでにかかる費用は子供1人当たり約50万人民元(約814万円)に上るという。
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