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2018/07/11 10:54

本土株:上海総合は1.9%安と4日ぶり反落、上海B株は1.0%安 無料記事

 11日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比54.05ポイント(1.91%)安の2773.58ポイントと4日ぶりに反落している。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数が2.91ポイント(1.00%)安の288.99ポイント、深センB株指数が7.58ポイント(0.72%)安の1047.60ポイントで推移している。
 米中貿易戦争を警戒。トランプ米政権は朝方(日本時間)、新たに10%の追加関税を課す中国製品2000億米ドル相当の対象リストを公表した。米政権はこれ以前に、中国の知的財産権侵害に対抗するとして500億米ドル相当の中国製品に25%の追加関税を課すことを決定(うち340億米ドル分は7月6日に発動)。中国側も同規模の対抗措置を打ち出している。米政権は中国側の対抗姿勢に対し、一段の強硬策をとった格好だ。上海総合の構成銘柄はほぼ全面安で推移している。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が3.5%、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.8%、中国神華能源(601088/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が2.5%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.3%、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%など。


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