2018/07/18 13:25
香港前場:ハンセン0.3%高で反発、上海総合は0.5%上昇
18日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比87.11ポイント(0.31%)高の28268.79ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が57.60ポイント(0.54%)高の10649.32ポイントと4日ぶりに反発した。半日の売買代金は392億8800万香港ドルとなっている(17日前場の売買代金は412億3900万香港ドル)。
米株高が追い風。昨夜の米株市場では、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が反発し、史上最高値を更新した。中国主要企業の決算発表シーズンを間近に控え、業績期待も強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、抗生物質・ビタミンC生産の石薬集団(1093/HK)が3.7%高、政府系発電大手の華潤電力HD(836/HK)が3.3%高、都市ガス大手の香港中華煤気(3/HK)が1.6%高と上げが目立った。時価総額上位の本土系銀行・保険株、ネット株やハイテク株も買われている。
中国自動車セクターも高い。長城汽車(2333/HK)が6.3%、広州汽車集団(2238/HK)が3.0%、東風汽車集団(489/HK)が2.5%、北京汽車(1958/HK)が2.4%、吉利汽車HD(175/HK)が1.5%ずつ上昇した。長城汽車に関しては、中間期の5割増益予告などが好感されている。
中国証券セクターもしっかり。海通証券(6837/HK)が2.2%高、華泰証券(6886/HK)が1.7%高、中信証券(6030/HK)、広発証券(1776/HK)、中国銀河証券(6881/HK)がそろって1.5%高と値を上げた。市場活性化の期待が強まる。議決権の異なる「種類株」を発行する小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)など、加重投票権(Weighted Voting Rights:WVR)構造を採用している企業に関し、中国本土と香港の証券取引所は「株式相互取引」スキームの対象銘柄とするための検討を開始する――と伝えられた。小米集団株は5.0%高と急反発し、上場来高値を切り上げている。
本土マーケットは4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.51%高の2812.34ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引する。医薬株やハイテク株、エネルギー株、食品・飲料株なども買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米株高が追い風。昨夜の米株市場では、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が反発し、史上最高値を更新した。中国主要企業の決算発表シーズンを間近に控え、業績期待も強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、抗生物質・ビタミンC生産の石薬集団(1093/HK)が3.7%高、政府系発電大手の華潤電力HD(836/HK)が3.3%高、都市ガス大手の香港中華煤気(3/HK)が1.6%高と上げが目立った。時価総額上位の本土系銀行・保険株、ネット株やハイテク株も買われている。
中国自動車セクターも高い。長城汽車(2333/HK)が6.3%、広州汽車集団(2238/HK)が3.0%、東風汽車集団(489/HK)が2.5%、北京汽車(1958/HK)が2.4%、吉利汽車HD(175/HK)が1.5%ずつ上昇した。長城汽車に関しては、中間期の5割増益予告などが好感されている。
中国証券セクターもしっかり。海通証券(6837/HK)が2.2%高、華泰証券(6886/HK)が1.7%高、中信証券(6030/HK)、広発証券(1776/HK)、中国銀河証券(6881/HK)がそろって1.5%高と値を上げた。市場活性化の期待が強まる。議決権の異なる「種類株」を発行する小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)など、加重投票権(Weighted Voting Rights:WVR)構造を採用している企業に関し、中国本土と香港の証券取引所は「株式相互取引」スキームの対象銘柄とするための検討を開始する――と伝えられた。小米集団株は5.0%高と急反発し、上場来高値を切り上げている。
本土マーケットは4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.51%高の2812.34ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引する。医薬株やハイテク株、エネルギー株、食品・飲料株なども買われた。
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