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2022/05/24 16:28

中国大引:上海総合2.4%安で4日ぶり反落、ハイテクと医薬に売り 無料記事

 24日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比75.93ポイント(2.41%)安の3070.93ポイント(上海A株指数は2.41%安の3218.12ポイント)と4日ぶりに反落した。
 売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。新型コロナウイルス感染対策の長期化も改めて不安視。北京市や上海市など大都市圏で一日当たり新規感染者数は減少しつつあるものの、「ゼロコロナ」政策を堅持する中国政府は行動抑制を続行している。当局は経済対策を強化しているが、経済活動縮小による景気不安もくすぶる状況だ。政府が追加経済対策の方針を示す中、指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、徐々に下げ幅を広げている。
 中国経済対策については、李克強・首相がこのほど主催した国務院常務会議で、1400億人民元規模の追加税還付や自動車購入の規制緩和、インフラ事業の投資拡大など計33項目に上る追加景気刺激策を決定している。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ITハイテク関連の下げが目立つ。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が6.8%安、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が5.9%安、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が5.5%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が5.2%安で引けた。
 医薬品株も安い。人福医薬集団(600079/SH)が7.0%、薬明康徳(603259/SH)が5.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が5.0%、上海復星医薬集団(600196/SH)が4.1%ずつ下落した。
 消費関連株も総じてさえない。酒造の重慶ビール(600132/SH)が4.8%安、小売の永輝超市(601933/SH)が4.5%安、家電の海爾智家(600690/SH)が3.0%安で取引を終えた。不動産株、金融株、インフラ関連株、素材株、公益株、運輸株なども売られた。
 半面、自動車関連株の一角はしっかり。東風汽車(DFAC:600006/SH)が7.3%高、華域汽車系統(600741/SH)が4.9%高、広州汽車集団(601238/SH)が2.6%高と上昇した。産業支援の動きを好感。上述した常務会議では、自動車購入税を段階的に削減していく方針を確認。総額600億人民元(約1兆1500億円)減じることで、消費を喚起する狙いがある。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.42ポイント(1.13%)安の298.15ポイント、深センB株指数が6.03ポイント(0.55%)安の1081.45ポイントで終了した。

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