2022/10/12 16:27
中国大引:上海総合1.5%高で続伸、ITハイテクに買い
12日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比45.71ポイント(1.53%)高の3025.51ポイントと続伸した。
中国の景気テコ入れ期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)など国際機関や投資銀行などが中国の経済成長見通しを相次ぎ下方修正する中、「当局は景気支援の動きを強める」との見方が広がった。外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元が元安一服したことも買い安心感につながっている。そのほか、年に1度の中国共産党大会が週末16日に開幕するとあって、「政府は重要イベントの前に株価を安定させる」との思惑も一部で浮上した。景気懸念や新型コロナウイルス感染再拡大などを嫌気した売りが先行し、下げ幅を広げて推移していたものの、指数は後場途中からプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。ソフトウエア開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)とディスプレイ基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)がそろってストップ(10.0%)高、通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)が6.3%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.0%高で引けた。
保険・証券株も高い。中国太平洋保険(601601/SH)が4.3%高、中国人寿保険(601628/SH)が4.2%高、中国人民保険集団(601319/SH)が2.0%高、中信建投証券(601066/SH)が4.2%高、中国銀河証券(601881/SH)が2.8%高と値を上げた。
自動車株も高い。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が8.5%、長城汽車(601633/SH)が3.3%、広州汽車集団(601238/SH)が3.0%ずつ上昇した。不動産株、インフラ関連株、素材株、公益株、エネルギー株、銀行株、運輸株、医薬品株なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が6.69ポイント(2.34%)高の292.40ポイント、深センB株指数が12.71ポイント(1.14%)高の1131.78ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の景気テコ入れ期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)など国際機関や投資銀行などが中国の経済成長見通しを相次ぎ下方修正する中、「当局は景気支援の動きを強める」との見方が広がった。外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元が元安一服したことも買い安心感につながっている。そのほか、年に1度の中国共産党大会が週末16日に開幕するとあって、「政府は重要イベントの前に株価を安定させる」との思惑も一部で浮上した。景気懸念や新型コロナウイルス感染再拡大などを嫌気した売りが先行し、下げ幅を広げて推移していたものの、指数は後場途中からプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。ソフトウエア開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)とディスプレイ基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)がそろってストップ(10.0%)高、通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)が6.3%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.0%高で引けた。
保険・証券株も高い。中国太平洋保険(601601/SH)が4.3%高、中国人寿保険(601628/SH)が4.2%高、中国人民保険集団(601319/SH)が2.0%高、中信建投証券(601066/SH)が4.2%高、中国銀河証券(601881/SH)が2.8%高と値を上げた。
自動車株も高い。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が8.5%、長城汽車(601633/SH)が3.3%、広州汽車集団(601238/SH)が3.0%ずつ上昇した。不動産株、インフラ関連株、素材株、公益株、エネルギー株、銀行株、運輸株、医薬品株なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が6.69ポイント(2.34%)高の292.40ポイント、深センB株指数が12.71ポイント(1.14%)高の1131.78ポイントで終了した。
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