25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比19.19ポイント（0.50％）高の3855.96ポイントと続伸している。
　投資家心理がやや上向く流れ。米中関係の改善期待や、米中の政策期待が支えとなっている。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が24日に電話会談し、双方がお互いの国を訪問することで合意したと伝わった。米中の金融緩和観測も強まる。米金融関係者が相次ぎ、次回（12月9〜10日）米連邦公開市場委員会（FOMC）で追加利下げが決定されると示唆したほか、中国でも金融関係者が20261月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があると指摘している。
　主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技（603986/SH）が4.4％、洛陽モリブデン（603993/SH）が4.0％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.6％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.5％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.12ポイント（0.05％）高の251.82ポイント、深センB株指数が5.97ポイント（0.47％）高の1283.28ポイントで推移している。


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