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2025/12/01 10:57

本土株:上海総合は0.2%高で続伸、深センB株は0.3%高 無料記事

 週明け1日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.21ポイント(0.19%)高の3895.80ポイントと3日続伸している。
 先週の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が支えだ。中国経済の先行き不安がくすぶる中、当局は追加の刺激策を打ち出すとの観測が広がっている。11月30日に国家統計局が公表した11月の製造業PMIは49.2と市場予想(49.4)に届かず、景況判断の境目となる50を8カ月連続で下回った。また、これまで堅調だったサービス業も落ち込み、非製造業PMIは49.5と前月実績(50.1)と市場予想(50.0)を下回り、2022年12月以来、約3年ぶりに節目の50を割り込んだ。中国では今月中旬ごろ、2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が開催される見通し。金融関係者からは、当局が会議を経て、26年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性が指摘されている。
 主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン(603993/SH)が6.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が5.7%、中国冶金科工(601618/SH)が4.1%、中国北方稀土(600111/SH)が3.7%、上海汽車集団(600104/SH)が3.5%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント(0.06%)安の252.17ポイント、深センB株指数が3.26ポイント(0.25%)高の1297.86ポイントで推移している。


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