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2025/12/16 10:57 NEW!!

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.06%高 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.03ポイント(0.29%)安の3856.89ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気不安が投資家心理の重しとなっている。前日までに公表された中国の月次経済統計では、11月の小売売上高や鉱工業生産が予想を下回り、1〜11月の固定資産投資や不動産投資は予想以上に減少率が拡大。また、11月の金融統計では、人民元建て新規融資額などが市場予想を下回った。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が支えだ。市場関係者の間では、当局が2026年に景気刺激策を前倒しで実施し、財政支援を強化する可能性が高いとの見方が浮上している。また、16日発行の中国共産党機関誌「求是」に、内需拡大は戦略的な措置だとした習近平・国家主席の重要文章が掲載されたことも好材料だ。
 主要銘柄の値下がり率は、特変電工(600089/SH)が2.8%、中国北方稀土(600111/SH)が1.9%、中航瀋飛(600760/SH)が1.6%、中金黄金(600489/SH)が1.5%、三一重工(600031/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.27ポイント(0.11%)高の248.90ポイント、深センB株指数が0.78ポイント(0.06%)高の1266.92ポイントで推移している。


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