3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時42分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.92ポイント（0.13％）安の3892.79ポイントと続落している。
　中国発の新規材料に乏しい中で買いが手控えられる流れ。中国の景気不安がくすぶっているほか、政策動向を見極めたいとするムードも漂っている。中国では今月中旬ごろ、2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が開催される見通しだ。ただ、下値は限定的。人民元相場の先高観が強まっていることなども支えとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、上海電力（600021/SH）が3.0％、北京兆易創新科技（603986/SH）が1.4％、中航瀋飛（600760/SH）が1.4％、賽力斯集団（601127/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント（0.15％）安の251.59ポイント、深センB株指数が0.05ポイント（0.00％）高の1296.80ポイントで推移している。


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