2026/02/11 13:32 NEW!!
香港前場:ハンセン0.4%高で3日続伸、上海総合は0.2%上昇 
11日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比116.73ポイント(0.43%)高の27299.88ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が38.30ポイント(0.41%)高の9281.05ポイントと3日続伸した。売買代金は1186億670万香港ドルに縮小している(10日前場は1388億2300万香港ドル)。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中央銀行の中国人民銀行は10日、過剰生産と消費低迷が経済を圧迫しているとして、内需拡大に向けた金融支援を強化すると発表した。人民銀はこのところ、リバースレポ取引を通じ厚めの資金を市中供給している。ただ、上値は重い。米金融政策の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。米国では、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向性を決めるうえで重要視している1月の米雇用統計が11日、同月の消費者物価指数(CPI)が13日に発表される予定だ。
一方、寄り付き直後に公表された1月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%で着地。上昇率は市場予想(プラス0.4%)と前月実績(プラス0.8%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%。前月実績(マイナス1.9%)と市場予想(マイナス1.5%)より小幅な下げにとどまっている。相場に対する影響は限定的だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が5.9%高、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が4.7%高、中国自動車大手の比亜迪(BYD:1211/HK)が3.9%高と上げが目立った。
セクター別では、電気自動車(EV)関連が高い。小米やBYDのほか、理想汽車(2015/HK)が3.2%、小鵬汽車(9868/HK)が2.8%ずつ上昇した。
産金セクターも急伸。紫金黄金国際(2259/HK)が9.2%高、霊宝黄金(3330/HK)が7.2%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が6.2%高、山東黄金鉱業(1787/HK)が5.4%高で引けた。
レアメタル関連も物色される。タングステン開発の佳キン国際資源投資(3858/HK)が12.8%高、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が6.3%高、高純度金属酸化物の稀美資源HD(9936/HK)が6.1%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.4%高で前場取引を終えた。それぞれ、航空宇宙・軍需装備品としての需要が多く、安定的な拡大が期待されている。
半面、半導体セクターは安い。中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.6%、兆易創新科技集団(3986/HK)が3.2%、華虹半導体(1347/HK)が1.9%ずつ下落した。SMICの10〜12月期決算は61%増益と堅調だったものの、一部投資家の高い期待にはとどかず、2026年12月期の投資額を過去最高だった前期(25年12月期)と同水準に設定したことも不安視されている。
中国の保険セクターもさえない。中国人寿保険(2628/HK)が2.8%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.5%安、中国人民保険集団(1339/HK)が1.9%安、新華人寿保険(1336/HK)が1.5%安と値を下げた。
本土マーケットも3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.22%高の4137.55ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が高い。インフラ建設、不動産、医薬、公益、海運、自動車、証券なども買われている。半面、ハイテクは安い。食品飲料、銀行・保険も売られている。
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中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中央銀行の中国人民銀行は10日、過剰生産と消費低迷が経済を圧迫しているとして、内需拡大に向けた金融支援を強化すると発表した。人民銀はこのところ、リバースレポ取引を通じ厚めの資金を市中供給している。ただ、上値は重い。米金融政策の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。米国では、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向性を決めるうえで重要視している1月の米雇用統計が11日、同月の消費者物価指数(CPI)が13日に発表される予定だ。
一方、寄り付き直後に公表された1月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%で着地。上昇率は市場予想(プラス0.4%)と前月実績(プラス0.8%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%。前月実績(マイナス1.9%)と市場予想(マイナス1.5%)より小幅な下げにとどまっている。相場に対する影響は限定的だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が5.9%高、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が4.7%高、中国自動車大手の比亜迪(BYD:1211/HK)が3.9%高と上げが目立った。
セクター別では、電気自動車(EV)関連が高い。小米やBYDのほか、理想汽車(2015/HK)が3.2%、小鵬汽車(9868/HK)が2.8%ずつ上昇した。
産金セクターも急伸。紫金黄金国際(2259/HK)が9.2%高、霊宝黄金(3330/HK)が7.2%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が6.2%高、山東黄金鉱業(1787/HK)が5.4%高で引けた。
レアメタル関連も物色される。タングステン開発の佳キン国際資源投資(3858/HK)が12.8%高、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が6.3%高、高純度金属酸化物の稀美資源HD(9936/HK)が6.1%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.4%高で前場取引を終えた。それぞれ、航空宇宙・軍需装備品としての需要が多く、安定的な拡大が期待されている。
半面、半導体セクターは安い。中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.6%、兆易創新科技集団(3986/HK)が3.2%、華虹半導体(1347/HK)が1.9%ずつ下落した。SMICの10〜12月期決算は61%増益と堅調だったものの、一部投資家の高い期待にはとどかず、2026年12月期の投資額を過去最高だった前期(25年12月期)と同水準に設定したことも不安視されている。
中国の保険セクターもさえない。中国人寿保険(2628/HK)が2.8%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.5%安、中国人民保険集団(1339/HK)が1.9%安、新華人寿保険(1336/HK)が1.5%安と値を下げた。
本土マーケットも3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.22%高の4137.55ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が高い。インフラ建設、不動産、医薬、公益、海運、自動車、証券なども買われている。半面、ハイテクは安い。食品飲料、銀行・保険も売られている。
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