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2025/12/11 11:02

本土株:上海総合は0.1%安で3日続落、上海B株は0.02%安 無料記事

 11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.18ポイント(0.11%)高の3896.31ポイントと3日続落している。
 前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不透明感が引き続き重しとなっている。これまでに報告された月次経済統計では、内需の弱さを示唆する内容が多い。また、週明け15日に11月の小売売上高や鉱工業生産など、金融統計も15日までに発表されることも気がかりだ。内容を見極めたいとして、様子見ムードも漂っている。
 もっとも、当局が景気支援のスタンスを強めるとの期待も根強く、下値は限定的だ。連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通り0.25%の追加利下げを決定したこともプラス。中国でも金融緩和の余地が広がると期待されている。
 主要銘柄の値下がり率は、保利発展控股集団(600048/SH)が2.8%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.4%、広東生益科技(600183/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.05ポイント(0.02%)安の248.81ポイント、深センB株指数が0.87ポイント(0.07%)高の1277.82ポイントで推移している。


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