ハンセン指数 　 　 　　　　　　25737.99 　-238.80 -0.92％
中国本土株指数（旧H株指数） 8984.63 -94.72 -1.04％
H科技（テック）指数 　　　　　 5574.73 -63.32 -1.12％

　週明け15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。投資家心理がやや悪化する流れ。人工知能（AI）投資の不透明感が高まる中、先週末の米市場でAI関連株が急落し、香港にも売りが波及している。中国指標も気がかり。中国ではきょう15日（日本時間11時ごろ）に、11月の小売売上高や鉱工業生産、1〜11月の固定資産投資や不動産開発投資などが公表される予定だ。これまでに公表された月次経済統計は、内需の弱さを示す内容が多い。直近では、先週12日に報告された11月の金融統計で、人民元建て新規融資額が市場予想を下回った。住宅ローンの需要低迷が足を引っ張ったと分析されている。
　主要銘柄の値下がり率は、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が4.1％、京東健康(JDヘルス・インターナショナル：6618/HK)が3.7％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が3.3％、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が3.1％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が2.9％など。


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