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2025/10/16 10:56 NEW!!

本土株:上海総合は0.1%安で反落、上海B株も0.1%安 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.73ポイント(0.07%)安の3909.48ポイントと反落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中通商対立の警戒感や、中国経済の鈍化懸念などが改めて相場の重しとなった。中国当局がレアアース(希土類)輸出規制の強化を打ち出したことに端を発し、米国は対中圧力を強めている。トランプ米大統領は15日、米国と中国は今現在、貿易戦争の状態にあるとの認識を示した。また、前日引け後に報告された9月の中国金融統計では、人民元建て新規融資額が前月から拡大したが、市場予想にはとどかず、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を下回っている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国共産党は来週20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について議論するため、政策期待は高まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、臥竜電気駆動集団(600580/SH)が3.5%、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.0%、古包鋼鋼聯(600010/SH)が1.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.31ポイント(0.12%)安の263.67ポイント、深センB株指数が1.69ポイント(0.12%)安の1356.72ポイントで推移している。


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