11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比12.01ポイント（0.41％）高の2927.31ポイントと4日ぶりに反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が1.54ポイント（0.54％）高の288.02ポイント、深センB株指数が4.49ポイント（0.46％）高の982.06ポイントで推移している。
　自律反発狙いの買いが先行。上海総合指数は昨日まで3日続落し、足元では約3週ぶりの安値水準を切り下げていた。また、米国で大幅利下げの観測が強まったことを受け、中国でもより緩和的な金融政策が打ち出されるとの思惑も浮上している。
　主要銘柄の値上がり率は、中海油田服務（601808/SH）が7.2％、山東黄金（600547/SH）が4.2％、中国国旅（601888/SH）が1.6％、三一重工(600031/SH)が1.6％、中国人寿保険（601628/SH）が1.5％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.3％、海通証券（600837/SH）が1.2％など。


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