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2019/07/23 10:58

本土株:上海総合は0.1%高で反発、深センB株も0.1%高 無料記事

 23日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.59ポイント(0.09%)高の2889.56ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.15ポイント(0.05%)高の287.39ポイント、深センB株指数が0.80ポイント(0.08%)高の967.64ポイントで推移している。
 米中通商交渉の進展期待が支え。香港英字紙は22日、「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官は来週、通商交渉のため中国を訪問する可能性がある」と関係者の話として伝えた。対面での協議再開は、6月の米中首脳会談以来となる。また、米紙が23日午前(日本時間)、「トランプ米大統領は中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)との取引継続を求める米ハイテク企業に対し、販売ライセンスを付与することに同意した」と報じたこともプラス材料だ。
 主要銘柄の値上がり率は、国投資本(600061/SH)が2.9%、永輝超市(601933/SH)が2.0%、三一重工(600031/SH)が1.5%、恒生電子(600570/SH)が1.3%、三安光電(600703/SH)が0.9%、上海国際港務(600018/SH)が0.9%など。
 一方、22日取引開始したハイテク・スタートアップ企業向け株式市場「科創板」では、上場25銘柄のうち22銘柄がマイナス圏でスタート。前日の取引では全銘柄が急騰し、単純平均で公募価格から2.4倍に達していた。


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