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2019/05/31 11:00

本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.1%安 無料記事

 31日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.70ポイント(0.20%)高の2911.50ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.19ポイント(0.07%)安の289.07ポイント、深センB株指数が1.48ポイント(0.16%)安の938.53ポイントで推移している。
 売り先行後に買われる展開。中国景況感の悪化を嫌気し小安くスタートしたものの、下値は固く、ほどなくプラスに転じた。朝方公表された今年5月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は49.4となり、景況判断の境目(50)を3カ月ぶりに割り込んだ。予想(49.9)以上に悪化したことを受け、市場では、「中国当局は経済成長の目標を達成するため、一段の景気対策を打ち出す」との見方が強まっている。
 主要銘柄の値上がり率は、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.3%、華能国際電力(600011/SH)が2.2%、山東黄金(600547/SH)が2.0%、新城控股集団(601155/SH)が1.6%、三六零安全科技(601360/SH)が1.2%、中国国際航空(601111/SH)が1.1%など。


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