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2019/05/29 10:57

本土株:上海総合は0.5%安で反落、深センB株は0.1%安 無料記事

 29日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比14.63ポイント(0.50%)安の2895.28ポイントと4日ぶりに反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.20ポイント(0.07%)高の290.73ポイント、深センB株指数が0.60ポイント(0.06%)安の938.37ポイントで推移している。
 米中貿易戦争の警戒感が強まる流れ。中国共産党系メディア「環球時報」の編集長は28日夜、「レアアースの米向け輸出規制を中国は真剣に検討している」とツイッターに投稿した。トランプ米大統領は、「(対中関税を)大幅に引き上げることは非常に簡単だ」と語っている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国聯通(600050/SH)が1.8%、中国国旅(601888/SH)が1.5%、上海国際機場(600009/SH)が1.4%、招商銀行(600036/SH)が1.1%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.1%など。
 半面、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)は3.1%高としっかり。上述した「輸出規制」により戦略資源としての重要性が高まるとの思惑が広がっている。


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