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2019/07/10 11:02

本土株:上海総合は0.1%高で小反発、上海B株は0.3%高 無料記事

 10日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.74ポイント(0.13%)安の2931.97ポイントと3日ぶりに反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.74ポイント(0.26%)高の290.68ポイント、深センB株指数が0.80ポイント(0.08%)安の979.29ポイントで推移している。
 買い先行も上値が重い。米中の高官が電話協議したと伝わったことなどはプラス材料となるものの、今週から6月の中国経済指標が相次いで発表されるため(12日に貿易統計、15日に小売売上高や鉱工業生産、四半期GDP、15日までに金融統計など)、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。なお、朝方公表された中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)の上昇率が前月並み、生産者物価指数(PPI)が横ばいだった。
 主要銘柄の値上がり率は、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が2.4%、青島港国際(チンダオ・ポート・インターナショナル:601298/SH)が2.3%、国電南瑞(600406/SH)が1.7%、上海国際機場(600009/SH)が1.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.1%など。


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