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2019/07/08 10:59

本土株:上海総合は1.2%安で反落、上海B株は1.1%安 無料記事

 週明け8日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比35.88ポイント(1.19%)安の2975.18ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が3.31ポイント(1.12%)安の293.33ポイント、深センB株指数が5.27ポイント(0.53%)安の986.99ポイントで推移している。
 元安進行の警戒感が強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安方向に設定した。外国為替市場では、約2週半ぶりの元安水準で推移している。米国で大幅利下げの期待が後退し、米10年債利回りが反騰。人民元相場の下押し圧力になるとみられている。また、近く始まる米中通商協議の成り行きを見極めたいとするスタンスも買い手控え要因として意識された。指数は心理的節目の3000ポイントを割り込んでスタートし、下げ幅をやや広げている。
 主要銘柄の値下がり率は、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.0%、中国平安保険(601318/SH)が1.9%、中国国旅(601888/SH)が1.8%、招商銀行(600036/SH)が1.7%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、上海国際港務(600018/SH)が1.6%など。


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