ハンセン指数 　 　 27124.50　 -183.96 -0.67％
中国本土株指数（旧H株指数） 10424.31 -70.47　 -0.67％
レッドチップ指数 4294.70 -13.90 -0.32％

　13日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。内外環境に不透明感。ハイテク株とエネルギー株の主導で、昨夜の米株が続落したことを嫌気した。中国景気の先行き不安もくすぶる。12日引け後に発表された金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が市場予想を下回った。一部のアナリストは、「実体経済の下押し圧力を示唆する」と分析している。また、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案は「一国二制度」をゆるがすとして、香港中心部で大規模なデモが発生したこともマイナス。域内経済に悪影響が出ると警戒されている。
　主要銘柄の値下がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.9％、香港鉄路(MTR：66/HK)が1.8％、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ：16/HK)が1.6％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が1.5％、舜宇光学科技(2382/HK)が1.4％、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス：1113/HK)が1.4％など。


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