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2019/07/31 10:58

本土株:上海総合は0.4%安で反落、上海B株も0.4%安 無料記事

 31日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比12.47ポイント(0.42%)安の2939.87ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.03ポイント(0.36%)安の286.55ポイント、深センB株指数が1.57ポイント(0.16%)安の976.67ポイントで推移している。
 米中通商協議の不透明感が重し。本日が本番の閣僚級協議を前に、トランプ米大統領は自身のツイッターに中国批判を相次いで投稿した。市場では「協議が難航する」との不安が強まっている。
 また、中国共産党は7月30日に中央政治局会議を開催。景気下支え政策を継続する方針を鮮明に打ち出したが、「不動産を短期的な景気刺激の手段にしない」との表現を初めて盛り込み、不動産引き締めの方針は変わらないことを示唆した。関連銘柄にとっての逆風となっている。
 なお、朝方公表された今年7月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は49.7となり、前月実績(49.4)と市場予想(49.6)を上回ったものの、節目の50は3カ月連続で下回った。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が2.8%、金地集団(600383/SH)が2.7%、中国鉄建(601186/SH)が1.9%、中国神華能源(601088/SH)が1.6%、江西銅業(600362/SH)が1.6%、中国太平洋保険(601601/SH)が1.5%など。


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