ハンセン指数 　 　 24966.46　 -335.82 -1.33％
中国本土株指数（旧H株指数） 9780.84 -85.34　 -0.86％
レッドチップ指数 3957.06 -30.12 -0.76％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が大幅に反落している。世界景気の減速懸念が改めて意識される流れ。中国経済指標の下振れに続き、ドイツの4〜6月期GDPが3四半期ぶりにマイナスとなった。米国では、米2年債と10年債の利回りが住宅バブル崩壊が始まった2007年以来で初めて逆転。景気後退の前兆とみなされる「逆イールド（長短金利の逆転）」の発生を受け、昨夜の米株は急落した。香港でもその流れを継ぎ、幅広い銘柄に売りが先行している。
　個別では、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）が3.8％安と急落。同社が昨日引け後に報告した4〜6月期決算では、売上高が市場予想を下回った。
　ほか主要銘柄の値下がり率は、万洲国際(WHグループ：288/HK)が4.1％、HSBC(5/HK)が3.8％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.4％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が2.1％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が2.0％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.0％、舜宇光学科技(2382/HK)が2.0％など。


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