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2019/07/23 10:44

まちまち、ハンセン28ポイント安 無料記事

ハンセン指数     28343.13  -28.13 -0.10%
中国本土株指数(旧H株指数) 10797.02 +26.71  +0.25%
レッドチップ指数 4404.93 +7.50 +0.17%

 23日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数などがまちまちで推移している。好悪材料が入り混じる状況。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題を巡り反対派のデモが依然として続くなか、香港ではデモ参加者を襲撃する事件が発生するなど社会不安がくすぶっている。また、主要企業の決算報告を前に、様子見ムードも漂った。一方、米中通商交渉の進展期待は強まっている。香港英字紙は22日、「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官は来週、通商交渉のため中国を訪問する可能性がある」と関係者の話として伝えた。対面での協議再開は、6月の米中首脳会談以来となる。また、米紙が23日午前(日本時間)、「トランプ米大統領は中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)との取引継続を求める米ハイテク企業に対し、販売ライセンスを付与することに同意した」と報じたこともプラス材料だ。
 主要銘柄の値下がり率は、AIAグループ(1299/HK)が1.9%、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が1.0%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が0.9%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が0.7%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が0.6%など。


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