21日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比16.62ポイント（0.56％）高の3003.74ポイントと5日続伸している。節目の3000ポイントを突破するのは、4月30日以来だ。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.82ポイント（0.62％）高の294.74ポイント、深センB株指数が2.59ポイント（0.27％）高の950.05ポイントで推移している。
　海外マネーの流入がプラス。中国・香港間の相互取引スキームを通じた売買は今週に入り、香港経由の本土株売買が大幅な買い越しで推移している。米中協議の進展期待や、金融当局の資金供給スタンスなども引き続き材料視された。
　主要銘柄の値上がり率は、中信建投証券（601066/SH）が5.0％、中信証券（600030/SH）が2.2％、華域汽車(600741/SH)が2.2％、国電南瑞（600406/SH）が1.9％、万華化学集団（600309/SH）が1.8％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.3％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。