30日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比15.69ポイント（0.54％）安の2899.01ポイントと5日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.98ポイント（0.68％）安の289.42ポイント、深センB株指数が0.93ポイント（0.10％）安の943.23ポイントで推移している。
　保険株の下げが重し。新華人寿保険（601336/SH）が3.0％安、中国人民保険集団（601319/SH）が2.2％安、中国太平洋保険（601601/SH）が2.0％安、中国人寿保険（601628/SH）が1.7％安などと反落している。前日の相場では、税務当局が保険各社に対し、税控除の拡大措置を通達したことを好感し軒並み急伸していた。
　もっとも、大きく売り込む動きは見られない。米中貿易摩擦の激化による景気悪化を避けるため、中国当局はさらなる景気刺激策を打ち出すとの観測が引き続き支えだ。


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