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2019/08/13 10:42

下落、ハンセンは245ポイント安 無料記事

ハンセン指数     25579.77  -244.95 -0.95%
中国本土株指数(旧H株指数) 9949.47 -48.47  -0.48%
レッドチップ指数 4055.30 -33.16 -0.81%

 13日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。悪材料が重なるなかで投資家心理が悪化。米中対立の長期化により、世界景気が停滞するとの不安が強まった。米ゴールドマン・サックスのエコノミストは最新リポートで、米中貿易戦争により景気後退のリスクが高まっていると指摘し、「2020年の米大統領選までに通商合意はなされない」との見方を示している。中国金融統計の下振れもマイナス。昨日引け後に公表された7月の人民元建て新規融資額は、予想以上に前月から縮小した。内需の弱さが意識されている。また、香港で「逃亡犯条例」改正案に端を発したデモが長期化し社会不安や高まっていることや、香港経済への悪影響が懸念されることも相場の重しだ。
 主要銘柄の値下がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.7%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.6%、中国旺旺HD(151/HK)が2.3%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が2.0%、領展房地産投資信託基金(823/HK)が1.9%、中銀香港(BOCホンコン:2388/HK)が1.9%など。


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