ハンセン指数 　 　 27475.97　 -313.37 -1.13％
中国本土株指数（旧H株指数） 10532.74 -87.39　 -0.82％
レッドチップ指数 4336.88 -27.15 -0.62％

　12日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。新規の買い材料に乏しいなか、米中貿易問題の警戒感が改めて意識される流れ。中国外交部は11日、「米国が貿易摩擦を激化させる動きに出れば、中国は断固として対応する」と述べた。トランプ米大統領はこれに先立つ10日、20カ国・地域（G20）首脳会合（大阪サミット）で習近平国家主席が会談に応じなかった場合、新たな対中関税「第4弾」を直ちに発動すると警告している。
　個別では、光学部品メーカーの舜宇光学科技（2382/HK）が4.8％安と急落。5月のスマートフォン（スマホ）用レンズ出荷数は前年同月比で38.7％増加したものの、伸び率は前月（59.9％増）から大幅に減速した。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が3.0％、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が2.3％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が2.1％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が2.0％、信和置業(サイノランド：83/HK)が2.0％など。


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