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2019/08/14 10:41

大幅反発、ハンセンは352ポイント高 無料記事

ハンセン指数     25633.73  +352.43 +1.39%
中国本土株指数(旧H株指数) 9979.39 +132.75  +1.35%
レッドチップ指数 4044.89 +44.79 +1.12%

 14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が大幅に4日ぶり反発している。米中貿易摩擦の過度な警戒感が後退。米通商代表部(USTR)は13日、中国からの輸入品3000億米ドル分に10%の追加関税を課す制裁措置「第4弾」を9月1日付で発動することに関し、スマートフォンやノートパソコン、ゲーム機、玩具、一部の衣料品などの課税を12月15日に延期すると発表した。また、中国商務部は13日、劉鶴副首相がライトハイザーUSTR代表、ムニューシン米財務長官らと通商問題で電話協議したことを明らかにしている。トランプ米大統領は電話協議について、「非常に生産的だった」と述べた。電話協議は今後2週間以内に、再度実施される予定となっている。ハンセン指数の構成銘柄は全面高で寄り付いた。
 個別では、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー:2382/HK)が8.0%高と急伸。中間決算の2割増益が好感されている。スマートフォン向けに部品供給する同社にとっては、制裁関税の一部先送りもプラス材料だ。
 ほか主要銘柄の値上がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が5.2%、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が3.7%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.9%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.6%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.4%など。


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