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2019/05/16 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で反落、深センB株は0.02%安 無料記事

 16日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.86ポイント(0.23%)安の2931.82ポイントと反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.03ポイント(0.01%)高の298.36ポイント、深センB株指数が0.16ポイント(0.02%)安の969.95ポイントで推移している。
 ハイテク分野での米中対立を警戒。米商務省は15日、中国の通信設備メーカー、華為技術(ファーウェイ)とその子会社70社を「エンティティーリスト(輸出を規制する外国企業リスト)」に追加した。トランプ大統領も同日、米企業に対し、安全保障上の脅威がある外国企業から通信機器を調達することを禁止する大統領令に署名。具体的な企業名は示されていないが、華為や中興通訊(ZTE:763/HK)が念頭にあるとみられている。もっとも、下値は限定的。中国景気の先行き不安が強まるなか、当局は一段と景気テコ入れ策を強めるとの見方が流れている。
 主要銘柄の値下がり率は、三安光電(600703/SH)が6.4%、江蘇亨通光電(600487/SH)が2.3%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.1%、中石化石油工程技術服務(600871/SH)が1.5%、青島ビール(600600/SH)が1.3%、華域汽車(600741/SH)が1.2%など。


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