20日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.06ポイント（0.21％）高の2923.86ポイントと4日続伸している。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.08ポイント（0.03％）高の289.79ポイント、深センB株指数が0.78ポイント（0.08％）高の934.23ポイントで推移している。
　米中協議の進展期待が支え。ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表が19日、今月末28〜29日に大阪で開催される20カ国・地域（G20）首脳会議にあわせた米中首脳会談の前に、劉鶴副首相と会談する見通しを示した。閣僚級の会談は5月10日以来。首脳会談に向けた地ならしを進めるとみられる。ただ、進捗を見極めたいとするスタンスもあり、上値を買い進む動きは限られた。
　主要銘柄の値上がり率は、中金黄金（600489/SH）が2.5％、中国平安保険（601318/SH）が1.9％、恒生電子（600570/SH）が1.7％、中信証券（600030/SH）が1.5％、豫園商城（600655/SH）が1.5％など。


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