ハンセン指数 　 　 27273.64　 -117.17 -0.43％
中国本土株指数（旧H株指数） 10377.57 -38.98　 -0.37％
レッドチップ指数 4279.47 -1.99 -0.05％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。米中貿易戦争の長期化を警戒し、昨夜の米株が売られた流れを継いだ。トランプ米大統領は27日、「私はある時点で中国と（通商交渉で）合意すると思う」としながらも、「合意の準備はまだできていない」とも述べている。また、中国共産党系メディア「環球時報」の編集長は28日夜、「レアアースの米向け輸出規制を中国は真剣に検討している」とツイッターに投稿した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が2.1％、中国旺旺HD(ワン・ワン・チャイナ・ホールディングス：151/HK)が1.2％、AIAグループ(1299/HK)が1.2％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が1.1％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が0.9％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。