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2019/07/09 11:06

本土株:上海総合は1.0%安で続落、深センB株は0.1%高 無料記事

 9日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時42分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.50ポイント(0.09%)安の2930.86ポイントと続落している。一方、外貨建てB株相場はしっかり。上海B株指数が0.78ポイント(0.20%)高の289.75ポイント、深センB株指数が1.36ポイント(0.14%)高の975.49ポイントで推移している。
 海外マネーの流出を懸念。中国・香港間の相互取引スキームを通じた8日の売買では、香港経由の本土株売買が5月23日以来の大幅な売り越しだった。需給悪化の警戒感も続いている。ハイテク・スタートアップ企業向け株式市場「科創板」が22日に取引を開始することが明らかとなるなか、「新規株式公開(IPO)に備えた換金売りが広がる」との声も聞かれた。自律反発狙いの買いで指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、再び売りが優勢となっている。上海総合指数は前日に構成銘柄がほぼ全面安し、約2週半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。
 主要銘柄の値下がり率は、上海張江高科技(600895/SH)が3.4%、中金黄金(600489/SH)が2.4%、国投資本(600061/SH)が1.5%、中遠海運能源運輸(600026/SH)が1.3%、中信建投証券(601066/SH)が1.0%、広州汽車集団(601238/SH)が0.7%など。


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