ハンセン指数 　 　 28331.70　 -443.13 -1.54％
中国本土株指数（旧H株指数） 10746.03 -149.07　 -1.37％
レッドチップ指数 4464.00 -55.49 -1.23％

　週明け8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。内外環境の不透明感が重し。市場で高まっていた大幅な米利下げの思惑が薄れるなか、先週末の米株が売られた流れを継いだ。香港域内の社会混乱に対する不安もくすぶる。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求め、反対派は7日、再び大規模なデモを実施した。また、近く始まる米中通商協議の成り行きを見極めたいとするスタンスも買い手控え要因として意識されている。
　主要銘柄の値下がり率は、吉利汽車HD(175/HK)が3.3％、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が3.0％、AIAグループ(1299/HK)が2.8％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が2.7％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が2.4％など。


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