30日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比10.83ポイント（0.37％）高の2951.83ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.08ポイント（0.03％）高の287.34ポイント、深センB株指数が0.10ポイント（0.01％）高の977.06ポイントで推移している。
　中国の政策に対する期待感が支え。中国共産党中央政治局会議が近く開催されるとみられるなか、「当局は追加の景気テコ入れ策を打ち出す」との思惑が広がっている。また、主要企業の決算発表が始まるなか、好業績の期待も強まった。生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険（601628/SH）は昨日引け後、中間期の大幅増益を予告。同社株は2.7％高で推移している。
　ほか、主要銘柄の値上がり率は、中国人民保険集団（601319/SH）が2.3％、中国銀河証券（601881/SH）が1.2％、中国平安保険（601318/SH）が1.4％、陝西媒業(601225/SH)が1.2％、中国建設銀行（601939/SH）が1.1％、保利地産（600048/SH）が1.1％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。