3日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時43分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.25ポイント（0.07％）高の3179.07ポイントと4日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.20ポイント（0.06％）高の314.08ポイント、深センB株指数が0.61ポイント（0.06％）安の1054.21ポイントで推移している。
　売り先行後に買われる流れ。直近の急ピッチな反動で安くスタートしたものの、米中通商交渉の合意期待が強まる中でほどなくプラスに転じている。外電は3日午前、「合意に向けた大半の問題が解消された」と複数関係者の話を引用して伝えた。米中両政府は先月28〜29日、閣僚級の通商協議を北京で開催。4月3日にはワシントンに場所を移し、協議を継続する予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、華域汽車(600741/SH)が5.3％、中国東方航空（600115/SH）が3.9％、上海国際港務(600018/SH)が3.7％、陝西媒業(601225/SH)が2.6％、中国国旅（601888/SH）が1.9％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.2％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。