28日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比21.50ポイント（0.71％）安の3001.22ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.72ポイント（0.24％）安の301.35ポイント、深センB株指数が3.71ポイント（0.36％）安の1013.52ポイントで推移している。
　外部環境の不透明感を嫌気。欧州中央銀行（ECB)のドラギ総裁は27日、ユーロ圏の経済見通しに言及し、依然として景気下振れリスクがあるとの認識を示した。また、米10年債利回りは再び低下。約1年3カ月ぶりの水準まで下落し、景気後退の前兆とされる「逆イールド（長短金利の逆転）」が進むと不安視されている。
　主要銘柄の値下がり率は、中信建投証券(601066/SH)が3.5％、三一重工(600031/SH)が2.1％、三六零安全科技（601360/SH）が1.6％、中国人寿保険（601628/SH）が1.5％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.4％、中国聯通（600050/SH）が1.2％、交通銀行（601328/SH）が1.1％など。


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