ハンセン指数 　 　 28866.62　 -136.58 -0.47％
中国本土株指数（旧H株指数） 11050.56 -46.81　 -0.42％
レッドチップ指数 4459.55 -8.48 -0.19％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。米中通商協議の再開を9日に控え、様子見ムードが漂う流れ。トランプ米大統領は通商交渉を楽観する発言をしているものの、米通商代表部（USTR）は「2000億米ドル相当の中国製品に対する関税を10％→25％に引き上げる」措置に関し、「10日の午前0時1分（日本時間で午後1時1分）に実施する」と官報で正式に通知した。これに対して中国商務部は、「米側が関税を引き上げた場合、必要な反撃措置を取らざるを得ない」と応じている。協議の結果を見極めたいとするスタンスが強まった。
　主要銘柄の値下がり率は、吉利汽車HD(175/HK)が4.6％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が3.5％、中国生物製薬(1177/HK)が1.6％、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス：1/HK)が1.2％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が1.2％、申洲国際集団HD(2313/HK)が1.2％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.2％など。


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