週明け15日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比43.43ポイント（1.36％）高の3232.05ポイントと3日ぶりに反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が3.32ポイント（1.06％）高の316.58ポイント、深センB株指数が1.30ポイント（0.12％）高の1063.57ポイントで推移している。
　中国景気の過度な減速懸念が後退。12日引け後に発表された金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が予想を上回った。前月実績と比較し、2倍以上に膨らんでいる。また、李克強首相が訪問中のクロアチアで12日、3月以降の経済指標に前向きな変化があったとして、今年の成長目標達成に自信を示したこともプラス材料だ。なお、中国の第1四半期GDP成長率は今週17日に公表される。
　主要銘柄の値上がり率は、三一重工(600031/SH)が4.6％、上海汽車集団(600104/SH)が2.5％、中国平安保険（601318/SH）が2.0％、中国工商銀行（601398/SH）が1.9％、中信証券（600030/SH）が1.9％など。


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