2018/09/14 16:33
中国:海外からの北京訪問者数、上半期は3%増の193万人に
北京市の観光発展委員会は11日、今年上半期(1〜6月)に海外から北京訪問者数が前年同期比3.4%増の延べ193万人に伸びたと公表した。北京への訪問者数は2012年以降、減少傾向が続いていたが、6年ぶりにプラスに転じた格好だ。北米・中南米を中心とした地域から訪問者が増えたことなどが寄与している。北京商報が12日付で伝えた。
上半期にアジア、欧州地域から北京への訪問者数は前年同期比で約2%増の伸びにとどまったものの、北米・中南米からは8%増加した。なかでも米国からの渡航客は前年同期の5%減から一転、今年上半期は9.9%増えている。
一方、北京観光学会のリポートによると、北京への訪問者はビジネス目的の人が多く、食事や買い物、宿泊にかける出費は大きいものの、観光、娯楽関連の消費額は少ない傾向がみられる。市は渡航客に北京をより楽しんでもらうため、旅行会社などと協力して特色ある観光スポット、観光資源の開拓に力を入れていく方針だ。
上半期にアジア、欧州地域から北京への訪問者数は前年同期比で約2%増の伸びにとどまったものの、北米・中南米からは8%増加した。なかでも米国からの渡航客は前年同期の5%減から一転、今年上半期は9.9%増えている。
一方、北京観光学会のリポートによると、北京への訪問者はビジネス目的の人が多く、食事や買い物、宿泊にかける出費は大きいものの、観光、娯楽関連の消費額は少ない傾向がみられる。市は渡航客に北京をより楽しんでもらうため、旅行会社などと協力して特色ある観光スポット、観光資源の開拓に力を入れていく方針だ。