2026/02/16 08:45 NEW!!
春節連休を前に上値の重い展開か、香港は短縮取引 
◆短縮取引となる16日の香港マーケットは、中国の大型連休を前に上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境はややポジティブだ。米インフレ鈍化で米利下げ期待が再び強まる。米労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇にとどまり、伸びは前月(2.7%)と市場予想(2.5%)を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策で重視するインフレ指標が下振れしたことで、利下げ期待が再び強まっている。13日の米債券市場では長期金利の指標となる米10年債利回りが大幅に低下し(債券価格は続伸)、およそ2カ月ぶりの低い水準を付けた。
一方、13日の米株市場は方向感を欠く。主要指標のNYダウが前日比0.1%高と3日ぶりに反発する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%安と4日続落している。FRBが利下げしやすくなるとの見方が支えとなったものの、米市場はプレジデントデーの祝日で16日が休場となることもあり、様子見ムードが支配的だった。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.1%安と3日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、新東方教育科技集団(EDU/NYSE、9901/HK)が2.6%安、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が2.4%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が1.9%安と下げが目立った。
内部環境は中立。週末に公表された経済指標は強弱感の分かれる内容だった。1月の金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を下振れたものの、経済全体の与信指標となる会融資総額は予想を上回っている。また、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びは鈍化予想に反し前月から加速した。一方、1月の70都市新築住宅価格は前年比で3.1%下落。マイナス幅が7カ月間で最大となり、不動産市場の低迷が続いていることが鮮明化した。
なお今週は春節の大型連休で本土市場が16〜23日、香港市場が16日後場から19日まで休場となる。すでに人の移動も始まり、市場参加者も縮小しているもようだ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。本土市場が休場のうえ、香港市場も短縮取引とあって、積極的な売買が手控えられそうだ。
なお、株価指数を算出するハンセン・インデックシズ(HSI)は13日引け後、四半期ごとに行っている指数構成銘柄の定期見直しの結果を発表。ハンセン指数の構成銘柄に、車載バッテリー世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)の3銘柄を新規採用し、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)を除外した。これにより、ハンセン指数の構成銘柄は88→90に増加する運びだ(入れ替えは3月9日付で発効)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境はややポジティブだ。米インフレ鈍化で米利下げ期待が再び強まる。米労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇にとどまり、伸びは前月(2.7%)と市場予想(2.5%)を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策で重視するインフレ指標が下振れしたことで、利下げ期待が再び強まっている。13日の米債券市場では長期金利の指標となる米10年債利回りが大幅に低下し(債券価格は続伸)、およそ2カ月ぶりの低い水準を付けた。
一方、13日の米株市場は方向感を欠く。主要指標のNYダウが前日比0.1%高と3日ぶりに反発する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%安と4日続落している。FRBが利下げしやすくなるとの見方が支えとなったものの、米市場はプレジデントデーの祝日で16日が休場となることもあり、様子見ムードが支配的だった。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.1%安と3日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、新東方教育科技集団(EDU/NYSE、9901/HK)が2.6%安、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が2.4%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が1.9%安と下げが目立った。
内部環境は中立。週末に公表された経済指標は強弱感の分かれる内容だった。1月の金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を下振れたものの、経済全体の与信指標となる会融資総額は予想を上回っている。また、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びは鈍化予想に反し前月から加速した。一方、1月の70都市新築住宅価格は前年比で3.1%下落。マイナス幅が7カ月間で最大となり、不動産市場の低迷が続いていることが鮮明化した。
なお今週は春節の大型連休で本土市場が16〜23日、香港市場が16日後場から19日まで休場となる。すでに人の移動も始まり、市場参加者も縮小しているもようだ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。本土市場が休場のうえ、香港市場も短縮取引とあって、積極的な売買が手控えられそうだ。
なお、株価指数を算出するハンセン・インデックシズ(HSI)は13日引け後、四半期ごとに行っている指数構成銘柄の定期見直しの結果を発表。ハンセン指数の構成銘柄に、車載バッテリー世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)の3銘柄を新規採用し、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)を除外した。これにより、ハンセン指数の構成銘柄は88→90に増加する運びだ(入れ替えは3月9日付で発効)。
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