2026/02/09 08:41
買い先行か、NYダウ最高値更新を好感 
◆週明け9日の香港マーケットは、米株高好感でしっかりか。(亜州リサーチ編集部)
外部環境は安定的。米景気の先行き不安が薄らぐ中、米株は急上昇している。米ミシガン大が6日公表した2月の消費者態度指数(速報値)は57.3と前月の確報値(56.4)から上昇し、2025年8月以来、6カ月ぶりの高水準となった。低下予想(55.0)に反して上昇。指数の改善は3カ月連続となっている。
6日の米株市場は、景気指標の改善や、暴落していた仮想通貨(暗号資産)相場の持ち直しなどで、投資家心理が上向く展開だった。主要指標のNYダウは前日比2.5%高と急反発し、4週ぶりに史上最高値を更新。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は2.2%高と4日ぶりに反発した。中国銘柄もしっかり。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は3.7%高と続伸している。主要な香港との重複上場銘柄では、禾賽科技(ヘサイ・グループ:HSAI/NASDAQ、2525/HK)が9.9%高、小馬智行(ポニーAI::PONY/NASDAQ、2026/HK)が9.4%高、万国数拠HD(GDS/NASDAQ、9698/HK)が8.9%高、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が7.2%高と上げが目立った。
内部環境に新規の買い材料は乏しい。今週は11日に1月の物価統計、15日までに同月の金融統計が発表されるほか、来週は春節連休で本土市場が16〜23日、香港市場が16日後場から19日まで休場だ。連休中は政府の政策発表や企業の情報開示も少なくなる。一方、市場関係者の間には、春節前に金融緩和が発表されるとの見方もあるが、現時点でその兆しはない。
また、香港市場は今週も新規株隙公開(IPO)が相次ぐ。きょう9日は半導体設計の瀾起科技(6809/HK)、10日は、人工知能(AI)推論向けシステムオンチップ(SoC)サプライヤーの愛芯元智半導体(アクセラ・セミコンダクター:600/HK)、釣り装備メーカーの楽欣戸外国際(リッジ・アウトドア・インターナショナル:2720/HK)、11日はインテリジェント製造設備メーカーの無錫先導智能装備(ウーシー・リード・インテリジェント・エキップメント:470/HK)、13日は産業AIグラフソリューションの北京海致科技集団(ベイジン・ハイジ・テクノロジー・グループ:2706/HK)、電力・通信インフラ部材メーカーの深セン市沃爾核材(シェンジェン・ウォーアル・ヒート・シュリンカブル・マテリアル:9981/HK)が予定されている。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは買い先行か。米株が最高値を更新したことを受け、香港・本土でも上値余地が広がると期待されそうだ。中国発の新規材料には乏しいが、当局が産業や消費の支援を強化していることは引き続き意識されよう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境は安定的。米景気の先行き不安が薄らぐ中、米株は急上昇している。米ミシガン大が6日公表した2月の消費者態度指数(速報値)は57.3と前月の確報値(56.4)から上昇し、2025年8月以来、6カ月ぶりの高水準となった。低下予想(55.0)に反して上昇。指数の改善は3カ月連続となっている。
6日の米株市場は、景気指標の改善や、暴落していた仮想通貨(暗号資産)相場の持ち直しなどで、投資家心理が上向く展開だった。主要指標のNYダウは前日比2.5%高と急反発し、4週ぶりに史上最高値を更新。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は2.2%高と4日ぶりに反発した。中国銘柄もしっかり。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は3.7%高と続伸している。主要な香港との重複上場銘柄では、禾賽科技(ヘサイ・グループ:HSAI/NASDAQ、2525/HK)が9.9%高、小馬智行(ポニーAI::PONY/NASDAQ、2026/HK)が9.4%高、万国数拠HD(GDS/NASDAQ、9698/HK)が8.9%高、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が7.2%高と上げが目立った。
内部環境に新規の買い材料は乏しい。今週は11日に1月の物価統計、15日までに同月の金融統計が発表されるほか、来週は春節連休で本土市場が16〜23日、香港市場が16日後場から19日まで休場だ。連休中は政府の政策発表や企業の情報開示も少なくなる。一方、市場関係者の間には、春節前に金融緩和が発表されるとの見方もあるが、現時点でその兆しはない。
また、香港市場は今週も新規株隙公開(IPO)が相次ぐ。きょう9日は半導体設計の瀾起科技(6809/HK)、10日は、人工知能(AI)推論向けシステムオンチップ(SoC)サプライヤーの愛芯元智半導体(アクセラ・セミコンダクター:600/HK)、釣り装備メーカーの楽欣戸外国際(リッジ・アウトドア・インターナショナル:2720/HK)、11日はインテリジェント製造設備メーカーの無錫先導智能装備(ウーシー・リード・インテリジェント・エキップメント:470/HK)、13日は産業AIグラフソリューションの北京海致科技集団(ベイジン・ハイジ・テクノロジー・グループ:2706/HK)、電力・通信インフラ部材メーカーの深セン市沃爾核材(シェンジェン・ウォーアル・ヒート・シュリンカブル・マテリアル:9981/HK)が予定されている。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは買い先行か。米株が最高値を更新したことを受け、香港・本土でも上値余地が広がると期待されそうだ。中国発の新規材料には乏しいが、当局が産業や消費の支援を強化していることは引き続き意識されよう。
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