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2026/02/03 08:42

しっかりか、米株反発が支えに 無料記事

◆3日の香港マーケットは、米株高を支えにしっかりか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はそれほど悪くない。商品相場の混乱は引き続き警戒されそうだが、米景気の底堅さが確認できたことはプラスとなる。米サプライマネジメント協会(ISM)が2日公表した1月の製造業PMIは52.6と市場予想(48.4)を大幅に上回り、景況判断の境目となる50を1年ぶりに超えた。2022年8月以来、3年5カ月ぶりの高水準となったことで、米経済の減速懸念も後退している。
 2日の米株市場は、主要指標のNYダウが前営業日比1.1%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.6%高と3日ぶりに反発した。半面、中国銘柄はさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.7%安と続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、小鵬汽車(エックスポン:XPEV/NYSE、9868/HK)が8.3%安、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が4.0%安、文遠知行(ウィーライド:WRD/NASDAQ、800/HK)が3.9%安と下げが目立った。
 内部環境はやや不透明。一部業種で業績不安がくすぶっている。直近で公表された自動車メーカー各社の1月販売実績は、多くが前年同月比で減少、もしくは前月比で減少した。また、本土上場の不動産デベロッパーで2025年業績見通しを発表した65社のうち、およそ8割となる49社が赤字を見込んでいる。うち万科企業(000002/SZ、2202/HK)は過去最大の損失を計上する見通しだ。
 ただ、中国経済対策の期待は持続。中国の景気懸念が強まる中、当局は支援策を強化するとの見方だ。市場関係者の間には、春節(2月15〜23日)前に金融緩和が発表されるとの観測も流れている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりか。米景況感の改善で、昨夜の米株が反発したことを好感しよう。中国の景気懸念がくすぶる中、当局の景気支援スタンスも改めて意識されそうだ。また、前日の本土市場で、主要指数の上海総合指数は約1カ月ぶりの安値を付けたとあって、反動の買いも期待できよう。


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