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2026/02/02 08:44 NEW!!

売り先行か、中国景況感が悪化 無料記事

◆週明け2日の香港マーケットは、中国景況感の悪化で売り先行か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。米金融政策が不透明だ。トランプ米大統領は1月30日、5月に任期を迎えるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の後任に、タカ派(引き締めに積極的)とみられるケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名。ウォーシュ氏は「バランスシートの縮小」を唱えていた経緯があるため、マーケットの流動性もタイトになると警戒された。このところ急騰が続き、過剰流動性も危惧されていた金や銀の先物価格が暴落している。
 30日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.4%安と3日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.9%安と続落した。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は2.4%安と4日ぶりに反落している。主要な香港との重複上場銘柄では、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が7.0%安、ビリビリ(BILI/NASDAQ、9626/HK)が4.0%安、小馬智行(ポニーAI::PONY/NASDAQ、2026/HK)が3.8%安と下げが目立った。
 内部環境も不透明。中国景況感が予想外に悪化している。1月の中国製造業PMI(国家統計局などによる)は49.3となり、景況判断の境目となる50を2カ月ぶりに割り込んだ。前月実績と市場予想(ともに50.1)を大幅に下回っている。非製造業PMIも節目割れの49.4という結果。改善予想(50.3)に反し、前月前月実績(50.2)を下回った。
 なお、本日の取引時間中(日本時間10時45分ごろ)に、民間が集計する1月のRatingDog中国製造業PMIが報告される。前月の50.1から50.0に低下するとの予想がコンセンサスだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行か。米金融政策に不透明感が引き続き重しとなるほか、中国景況感の悪化が投資家のセンチメントを冷やしそうだ。ただ、景気懸念は政策期待にもつながりやすく、政策で恩恵を受けやすい銘柄が物色される可能性もあろう。


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