今年11月の一定規模を超える設備の発電量は、前年同期比3.6％増の5543億キロワット時（kWh）で推移した。前月比で4.0％増加したものの、対前年同期比の伸びは前月比で1.2ポイント減速している。原子力の伸びが目立った。電源別の月次発電量は、最多の火力で3.9％増の4051億kWh、水力で1.5％増の879億kWh、原子力で24.7％増の279億kWh、風力で9.5％減の264億kWh、太陽光で2.5％増の71億kWhなど。国家統計局が14日に報告した。
　1〜11月の累計では、中国全体で前年同期比6.9％増の6兆1626億kWhに上っている。電源別の内訳は、火力で6.2％増の4兆4963億kWh、水力で4.4％増の1兆297億kWh、原子力で16.8％増の2638億kWh、風力で15.7％増の2897億kWh、太陽光で17.6％増の830億kWhなどで推移した。
　発電設備の生産容量は、11月が5.7％減の873万キロワット（kW）、1〜11月が6.8％減の9806万kWとなっている。
　一方、11月の資源エネルギー生産量は、石炭で4.5％増の3億1542万トン、コークスで1.9％増の3541万トン、原油で1.3％減の1553万トン、天然ガスで10.1％増の143億立方米など。原油の加工量は2.9％増の5046万トンに上った。
　1〜11月の累計では、石炭が1.6％減の32億1414万トン、コークスが0.1％減の3億9779万トン、原油が1.6％減の1億7275万トン、天然ガスが6.6％増の1438億立方米など。原油の加工量は7.2％増の5億5448万トンに伸びた。


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