連休明け8日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比29.64ポイント（0.91％）高の3276.22ポイントと6日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が2.19ポイント（0.69％）高の320.60ポイント、深センB株指数が6.99ポイント（0.65％）高の1083.35ポイントで推移している。
　先週の好地合いを継ぐ。当局の景気テコ入れスタンスが引き続き支えになっている。国務院は3日に常務会議を開催し、不動産登記費用の減免など各種の手数料引き下げとその時期を決定。企業や個人の負担について、新たに年間3000億人民元（約4兆9800億円）以上が軽減されると試算した。米中貿易問題の解決に向けた動きもプラス。米中通商交渉を巡っては、早期合意の期待は後退したものの、「協議は前進している」と米中の関係者が強調している。
　主要銘柄の値上がり率は、万華化学集団（600309/SH）が6.3％、恒力石化 (600346/SH)が5.0％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が4.1％、中国平安保険（601318/SH）が1.6％、中国工商銀行（601398/SH）が1.4％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。