8日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比57.14ポイント（1.95％）安の2869.25ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が3.73ポイント（1.25％）安の294.42ポイント、深センB株指数が8.17ポイント（0.84％）安の961.46ポイントで推移している。
　米中貿易摩擦の警戒感が強まる流れ。米メディアは中国関係者の話として、「米国が関税を引き上げた場合、その1分後に中国は報復関税を実施する」と報じた。ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表は昨日、いったん棚上げされていた「2000億米ドル相当の中国製品に対する関税を10％→25％に引き上げる」措置に関し、10日の午前0時1分（日本時間で午後1時1分）に実施すると発表している。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.2％、仏山市海天調味食品（603288/SH)が2.5％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が2.2％、中国平安保険（601318/SH）が2.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.8％、招商銀行（600036/SH)が1.4％など。


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