29日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比12.36ポイント（0.41％）高の3007.30ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.04ポイント（0.01％）高の301.66ポイント、深センB株指数が1.65ポイント（0.16％）高の1016.85ポイントで推移している。
　中国景気の過度な減速懸念が薄らぐ。李克強首相は28日、国際的な経済会議の「博鰲（ボアオ）アジアフォーラム」で演説し、「今年に入り、中国経済は安定的に推移している。3月は電力消費が2ケタ増となるなど改善が顕著だ」と国内経済について自信を示した。
　主要銘柄の値上がり率は、中国船舶重工（601989/SH）が6.8％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が3.5％、中国国際航空(601111/SH)が2.8％、中国国旅（601888/SH）が2.0％、中国平安保険（601318/SH）が1.8％、華泰証券(601688/SH)が1.8％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.3％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。