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2018/09/26 16:24

中国:ペーパードライバー向け個人教習、高額請求で悪評続々 無料記事

 中国で自動車の運転免許を取得する人が急増する一方で、免許を取っても運転技術に自信がないと感じるドライバーも多く、実際に運転をしながら技術を教える個人教習業者が人気を集めている。ただ、こうした個人教習業者を巡っては、インターネット上などで「低料金」「親切丁寧」をアピールしながら、教習が始まった後に強引に料金を値上げしたり、値上げを拒否した途端に利用者を邪険に扱うといった業者も存在し、悪評が後を絶たない。工人日報が25日付で伝えた。
 北京市のある男性はネット上で個人教習業者を探し、「10時間650人民元(約1万700円)」のコースに申し込んだ。しかし教習が始まると講師から「運転が下手すぎるので1400人民元のコースに変更しないと教えられない」と言われた。すぐに返事をせずにいるとその後2時間の教習中、講師はなにも話さず、時間になると自宅から遠い場所にある駅で教習車を降りるよう指示されたという。その後、業者から「教習を続けるのであれば値上げに応じる必要がある。応じられないのなら違約金40%を差し引いた講習費を返金する」と連絡があった。結局男性は返金を選び、違約金を含めた料金は1時間当たり169人民元と割高になった。
 業界関係者によると、ネット上では「10時間で500〜700人民元」といった料金を提示する業者が多いが、実際にこの値段で収まることはほぼない。ただ、現状ではこうした業者を行政が管理することが難しい状況だ。講師によって技術の差が大きいという現実もあり、優良業者であるかどうかを利用者が事前に見極めることは難しいという。

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