中国で自動車運転中のスマホ使用が原因の事故が多発している。すでにスマホ使用が交通事故の3大原因の1つとなっている。政府系メディアが7日付で伝えた。
　中国の「道路交通安全法実施条例」では、「運転中に電話をかける、または電話に出る行為は、減点2点の処分とする」と規定。さらに200人民元（約3280円）以下の罰金を科せられる。運転中の違反に相当するスマホ使用については、現時点で詳細な規定がないが、雲南省では独自の条例で「電話をかける、電話に出る、情報を調べる、情報を発信する、映像や資料を見る」ことを禁止している。
　雲南省大理市公安局・交通警察隊海東交警中隊の楊駿隊長は、「運転中のスマホ使用は危険だという認識が足りない。ドライバーに周知させることが必要だ」と強調した。


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